恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク

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■6月10日は露頭(ろとう)の日
商工文化課
主査(学芸員)
町　澄秋(まち　すみあき)

6月10日は、語呂合わせで「露頭の日」と呼ばれることがあります(どこかの団体が公式に認定しているわけではない)。
「露頭」とは、地層や岩石の露出した場所のことをいいます。例えば、滝が流れ落ちている崖がいい例です。このような露頭を調べることによって、過去に地球でおこった現象や当時の生態系を知ることができます。
また、時には自然の造形美とも呼べるような美しい姿を見せてくれることがあります。
今回は、勝山の2か所の露頭を紹介したいと思います

・暮見にある経ヶ岳火山の溶岩の露頭
複雑な板状節理(板状の割れ目)がステキ
・滝波川上流の川底にある手取層群の露頭
このように崖でない露頭もある
※詳しくは本紙をご覧ください。

ほかにも公式・非公式を含め、地球科学にまつわる記念日はいろいろあります。
・恐竜の日(4月17日)
・地質の日(5月10日)
・石の日(6月9日)
・ジオパークの日(8月22日)
・化石の日(10月15日)
・柱状節理の日(11月11日)
・いい石の日(11月14日)
などなど
twitterやInstagramなどのSNSでは、これらの日に合わせて様々な写真が投稿されていることがあるので、ぜひ検索してみてください。