冬の間、浴室や脱衣場・トイレなど室内でも特に寒いと感じる場所はありませんか。そのような時に注意してほしいのが「ヒートショック」です。
例えば暖かい部屋から寒い場所へ移動すると、気温の差が急激な血圧の変動に繋がり、脳や心臓などに悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。この現象がヒートショックです。
急激に血圧が上昇すると体が耐え切れず、脳卒中や心筋梗塞の発症を招きます。特に入浴中の急変は、溺水や溺死など重大事故に繋がりかねません。
お家で高齢者が入浴する際は、家族が常に声掛けをしながら入浴を見守りましょう。
■安全に入浴するための注意事項
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖める
(2)湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安
(3)浴槽から急に立ち上がらない/立ちくらみに気を付ける
(4)食後すぐや飲酒後、医薬品服用後の入浴は避ける
(5)入浴する前は同居者に声をかけて意識してもらう
問合せ:健康体育課(すこやか)
【電話】87-0888
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