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【第1特集】農業のすゝめ~Cultivate Tomorrow(1)

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福井県勝山市

【1】農業のいま
品目別算出額(推計):

出典)地域経済分析システム(RESAS)

農業従事者の年齢別割合:

出典)2020年農林業センサス

農業従事者数:
平成27年…2,410人

令和2年…1,452人
5年間で39.8%減

市町村別農業算出額(推計):

出典)地域経済分析システム(RESAS)

■道の駅「恐竜渓谷かつやま」農産物直売所
道の駅「恐竜渓谷かつやま」では、オープン当初から地場農産物の販売による生産者の応援や地域産業の振興、地域資源の魅力発信を目的に農産物の直売所を設けてきました。
オープンから3年を経過し、途中コロナ禍の影響もありましたが、直売所の売上も伸び、また直売所で販売する登録者も121人(令和5年11月17日現在)と、直接消費者に農産物を届ける動きが拡大しています。

■農業を取り巻く状況
一方、農業を取り巻く環境は、年々厳しさを増しています。
特に気候変動に起因した猛暑や大雨などの自然災害、生産者の減少・高齢化など様々な課題に直面しています。
勝山市の農業従事者は平成27年から令和2年の5年間で約40%も減少し、そのうち約50%が65歳以上の高齢者です。また、この間の耕地面積も約13%減少しています。
また品目別算出額によると、米が約60%、野菜が約20%となっており、勝山市の農業の中心は米となっています。そのため市全体の農業産出額が米の生産量と価格に大きく影響を受けており、平成30年以降農業算出額が減少しています。
様々な課題がある中で、特に大きな課題となっているのが農業従事者の「高齢化」「担い手不足」そして「耕作放棄地の増加」です。

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