勝山市は2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとする『ゼロカーボンシティ』を目指しています
■ゼロカーボンの実現に向けた連携協定を締結
◆森林の利活用
5月9日、勝山市は、(株)福井銀行、福井テレビジョン放送(株)、(株)バイウィルの3社とカーボンニュートラルの実現を目的とした連携協定を締結しました。
本協定をもとに、Jークレジットをはじめとした環境価値に関する情報の共有化、事業の推進などを通じて相互の連携を強化し、2050年カーボンニュートラルを目指します。
▽Jークレジットとは?
CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度。
勝山市は市有林の森林経営によるCO2吸収量をクレジット化し、販売することを目指しています。販売によって得た資金を元に、更なる脱炭素化を推進したいと考えています。
◆市有林は勝山市を豊かにする?
昭和35年7月20日発行の広報紙に、市の造林事業の展望が書かれています。
当時から勝山市では森林を大切にしていることが分かります。一度ご覧ください。
■再生可能エネルギーの活用
◇住宅の太陽光・蓄電池設備導入促進事業補助金
二酸化炭素の排出削減を促進するため、太陽光発電および蓄電池設備のセットまたは太陽光発電設備を単独で導入する費用の一部を補助します。
対象:市内で自ら居住する敷地内に該当設備を設置する方
補助額:太陽光発電設備導入5万円/kw
※蓄電池設備の両方導入する場合は7万円/kw
蓄電池設備導入:購入価格の3分の1(工事費込)
締切:7月31日(水)まで
■省エネ
◇中小企業等省エネ診断促進事業補助金
市内事業者の皆さんが電気代やガス代などの経営コストを抑えながら脱炭素に取り組めるよう、省エネ最適化診断などの受診にかかる費用を補助します。
◇省エネに向けた取り組み紹介
ゼロカーボンの達成には私たち一人ひとりの省エネ行動が大切です。無理のない範囲で取り組みましょう。
・省エネ家電購入応援キャンペーン
・デコ活
・うちエコ診断
■勝山市ゼロカーボンシティ2050ロードマップ
令和4年1月6日に表明した「勝山市ゼロカーボンシティ宣言」に基づき、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとするため、その道のりを表すことを目的として「勝山市ゼロカーボンシティ2050ロードマップ」を策定しました。
◇ゼロカーボンのための3本柱
・省エネ
・再生可能エネルギーの活用
・森林の利活用
問合せ:未来創造課(市役所2階)
【電話】88-8114
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