■上野こども園 病児保育事業を開始
6月1日スタート
上野こども園で、市内で初となる体調不良児対応型の病児保育事業が始まりました。
この事業は、保育中の園児が体調不良になった場合に、お迎えまでの間、看護師が保育を行う事業で、こども園では、これまで以上に安全安心な体制で保育が行われます。
園長
岸本 陽子(きしもと ようこ)さん
乳幼児が集団生活をするこども園では、登園時元気であっても保育中発熱や嘔吐などの症状が出てお迎えをお願いすることがあります。これまでは、お迎えに来られるまでの間、 お子さんを保育者が医務室などで看ていましたが、保育者は医療の専門家ではないため、保育者やお子さんは勿論、保護者の方も不安なお気持ちでお迎えに来られていたと思います。
体調不良児対応型の病児保育事業を実施することで体調を崩されたお子さんが安心して過ごせ、専門職の看護師が専用の部屋で対応することで、子どもや保護者の不安が軽減されます。同時に保育者は他のお子さんの保育に集中することができ、園児の事故防止にもつながります。
また、看護師は、園児の健康管理や園内の衛生管理も担い、専門性を活かして子育て中や妊娠中のお母さんへの相談にも対応し、安心して子育てできる環境につなげていきたいと考えています。
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