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財政公表~令和5年度の決算状況(1)

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福井県勝山市

市では年2回、市の財政状況を公表しています。
今回は、令和5年度の一般会計・特別会計の決算状況をお知らせします。

■総括
令和5年度勝山市一般会計決算は、歳入が155億8756万円、歳出が144億7041万円となり、歳入で7・5%の増(前年度比=以下同じ)、歳出で4・5%の増となりました。なお歳入歳出の差引きのうち翌年度へ繰り越さなければならない財源5億6681万円を引いた5億5034万円が実質的な黒字となっています。

■歳入
歳入では、市税が4・9%減の27億7574万円となりました。このうち市民税は、前年度に平年を大きく上回る納税があった大口法人の納税額が減少したことなどにより、1億6548万円(12・2%)減の11億8615万円と大幅な減額となりました。
国から交付される地方交付税は、前述の法人市民税において前年度の好調な業績を受け、大口法人の納税実績が大きく伸びたことが令和5年度の算定に反映されたことなどにより、普通交付税が減額となったほか、令和5年7月大雨災害による災害復旧規模が令和4年8月大雨災害より小さかったことなどにより特別交付税も減額となった結果、4・8%減の46億6055万円となりました。
その他には、大雨により被災した農地、林道、道路河川の早期復旧に向け災害復旧事業に着手したことにより県支出金や市債も増額となりました。

歳入総額:155億8,756万円

■歳出
歳出では、総務費において高騰する電気料金に対して家計への支援を行うため1人あたり月500円を交付した電気料高騰対策支援交付金事業などの実施により50・9%増の31億921万円と大幅な増額となりました。
民生費は、認定こども園の園舎改築などに係る補助金を交付したことや、国による低所得世帯への給付金給付事業等により10・1%増の41億5881万円と大幅な増額となりました。
また、災害復旧費が29・7%増の7億857万円となりました。
令和5年度の財政調整基金残高は、2年連続で発生した大雨災害の復旧に関し、当初の災害査定額を上回る変更増額等の財源(国県支出金及び災害復旧事業債)が後年度で精算されることから、所要一般財源不足に対応すべく財政調整基金から取崩しをおこなったことなどにより、前年度末から4億6209万円減少し、総額12億5896万円となりました。
一般会計の市債残高は、新規発行額が11億705万円、元金償還額が11億6211万円となり、これらの差引額5506万円が前年度から減少となり120億8358万円となっています。

歳出総額:144億7,041万円

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