スマイルPick Up! 市民の笑顔 お届けします

8／17

■かっちゃま弁をいつまでも
かっちゃま弁研究会　会長　
阿部　照伸(あべてるのぶ)さん(77)　旭町2

昨年12月、勝山の主な方言をまとめた冊子「勝山の方言会話例集」が完成しました。
冊子を完成させたのは2023年設立の『かっちゃま弁研究会』の皆さんで、10人ほどのメンバーが勝山の方言を後世に伝えたい。勝山に愛着を持ってもらいたいと活動されています。
今月には、かっちゃま弁を使った会話の収録・CD制作を行う予定で、会のメンバーの他、子役として勝山南部中学校の生徒4人が参加し、計54パターンの会話を収録する予定です。
会長の阿部さんは、「方言は、昔の人が日常生活の会話の中で訛ったり変化したりしてできた、地域特有の言葉になります。かっちゃま弁に触れることで、昔を懐かしんでもらいたいです。また、かっちゃま弁も地域によって微妙に異なります。その違いも楽しんでほしいです」と話され、今後もかっちゃま弁が伝承されていくことを願っていました。
冊子は、市内の小中高校やまちづくり会館、市立図書館などでご覧頂けます。(CDも同様に配付予定)

13パターンの方言を使った会話例や単語などを県制作の方言を使ったLINEスタンプの画像を使いながら紹介