■見直しましょう 薬との付き合い方
◆重複・多剤服薬にはご注意
薬の重複服薬(*1)・多剤服薬(*2)は、体への負担はもちろん、医療費の増加に繋がります。適正に服薬しているか、見直しましょう。
また、日頃からかかりつけ薬局を持ち、処方されている薬の情報を把握してもらいましょう。
*1 複数の医療機関にかかっている場合に、同じ効能の薬が重複して処方され、それを服用することです。体への負担が大きくなり、体の不調を招くことがあります
*2 単に服用する薬の数が多いことではなく、多くの薬を服用することにより、副作用を起こしたり、きちんと薬を飲めなくなったりしている状態をいいます
◆ジェネリック医薬品の利用
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬(先発医薬品)の特許期間が満了した後に、同様の有効成分・効能で作られ、新薬より低価格な医薬品です。
患者の負担額の削減と医療費の抑制につながります。
特徴やメリットを理解し、ぜひジェネリック医薬品をご活用ください。
※一部医薬品の供給不足が発生しています。ご希望の場合は、医師や薬剤師にご相談ください
◆「リフィル処方箋」の利用で通院負担を軽減
症状が安定している患者について、医師の処方により、医師および薬剤師の適切な連携のもと、一定期間内で処方箋を反復利用(最大3回まで)することができる仕組みです。
患者にとっては、同じ症状で処方箋をもらうために医療機関を受診する回数が少なくなり、通院負担を軽減できるメリットがあります。結果として、医療の効率化も期待されています。
ただし、リフィル処方箋を受け取っていても、気になる症状や体調に変化があるときは必ず医師や薬剤師に相談してください。
まずはリフィル処方箋の特長と留意点をしっかりと理解し、活用していきましょう。
※投与量に制限がある薬や湿布薬は対象外です
問合せ:市民課(市役所1階)
【電話】88-8102
■セルフメディケーション税制のご案内
「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てする」ことをセルフメディケーションと言います。
薬局やドラッグストアなどでセルフメディケーション税制対象医薬品を購入した場合、世帯での年間購入額が1万2000円を超えると、セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)で税の控除が受けられる場合があります。
セルフメディケーション税制の適用を受けるためには、「セルフメディケーション税制の明細書」を確定申告書に添付する必要があります。
※対象医薬品を購入した際の領収書および一定の取り組みを行ったことを明らかにする書類は、自宅で5年間保管する必要があります
問合せ:市民課(市役所1階)
【電話】88-8101
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