■100年以上前の絵はがきをお楽しみください
三津谷 正典(みつたにまさのり)さん(75)(滝波町2)
明治44年にアメリカへ出張した祖父からの絵はがきの内容をまとめた「113年前の絵葉書が語る 祖父(中村弘)アメリカ出張全記録」が昨年12月に出版されました。
出版したのは、孫にあたる三津谷正典さんです。絵はがきは、50年近く前に母の遺品の中から見つかり、枚数は175枚にもなります。絵はがきに書かれていた文字が読めず、手つかずの状態でしたが、さわやか大学での講義をきっかけに、数年前から少しずつ絵はがきの内容を解明してきたそうです。
「絵はがきに描かれている風景からは、100年以上前のアメリカの産業や文化などを感じることができます。当時の日本との違いを思いながらお楽しみください。また、当時の日本に祖父のような仕事をしていた人がいたということも知ってもらえると嬉しいです。」と三津谷さんは話されていました。
冊子は、勝山市立図書館、村岡まちづくり会館のほか、大野市や福井市の一部の図書館でご覧いただけるほか、勝山サンプラザ内の書店で販売されています。
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