■高齢ドライバーのみなさんへ
車は生活を便利にしますが、一歩間違えると「危険なもの」へと変わります。75歳以上の運転者による死亡事故要因は、ハンドル操作の誤りやブレーキとアクセルの踏み違いなど、「運転操作のミス(操作不適)」が最も多く、加齢による運動機能の低下や判断の誤りが、事故を引き起こすリスクにつながることがわかります。(グラフ参照)
安全運転を続けるためには、筋力トレーニングを行うなど体力づくりが必要です。あわせて、日記をつける、本や新聞を読む、地域の人との交流や旅行の計画を立てるなど脳を活発に使うことを意識し、認知機能の低下を予防することも大切です。バランスの良い食事や休養も取りながら、毎日の生活習慣をより良いものに改善していきましょう。
その他、視界の悪い夜間や雨の日、体調に不安がある日は運転を控えるなど、ゆとりを持つことも大切です。「ちょっと違う。」「おかしいな?」と感じたら、免許の自主返納も視野に入れ、家族で話し合いましょう。
運転免許証を返納すると、運転免許証に代わる公的な身分証明書として「運転経歴証明書」の交付が受けられます。また、バスで使えるくまモンのICカード2,000円分の交付やバス運賃半額制度も利用できます。
「運転中にヒヤッとした。」「『危ないから運転はやめて!』と家族に言われた。」など運転に不安のある高齢ドライバーや家族の人は、安全運転ダイヤル「【電話】#8080」もありますのでご利用ください。
問い合わせ先:高齢者ふれあい課地域包括支援係
【電話】0969-28-3378
<この記事についてアンケートにご協力ください。>