町では、特務艦「関東」遭難から百年目の節目を迎えるにあたり、「関東の遭難と村人たちの真心」を次の百年後にも変わらず語り継いでいくことをコンセプトに写真絵本を作成するとともに、遭難百年追悼講談会を行いました。
写真絵本については、「特務艦「関東」の遭難」の作者である故上坂紀夫氏が、本の作成の際に収集した当時の写真や資料を旧河野村に寄贈しており、今回の絵本作成にはこれらの資料がふんだんに使用されています。この写真絵本には福井新聞でも大きく取り上げられた、神戸映画資料館で保管されていた百年前の映像も含まれており、当時の様子を今に伝える貴重な写真も多く使われています。町内の4年生以上の小学生と中学生に配布し、希望者にも税込550円で販売しています(数量限定)。
11月12日(日)に南越前文化会館の大ホールにて、講談師宝井琴桜氏による講談会が行われました。宝井氏は平成11年に旧河野村でも講談会を行っており、今回の出演についても快く引き受けてくださいました。糠区を中心とした女性たちの活躍を巧みに語り、臨場感の溢れる講談は多くの観客を魅了していました。
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