年頭のごあいさつ

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南越前町議会議長
喜村　喜代治

新年あけましておめでとうございます。
町民の皆様には、健やかに新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、日頃から町議会に対しまして、温かいご支援とご協力を賜り議員一同厚くお礼申し上げます。
議会といたしましては、本年も町民の皆様が安全で安心して暮らせる町づくり政策に対し、全力で支援してまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。
昨年を振り返りますと、4月には、統一地方選挙があり、杉本知事の再選、仲倉氏をはじめ37名の県議会議員の皆さんが当選されました。今後の活躍と、福井県政の発展に尽力されることを期待しております。
5月には、新型コロナウイルス感染症が「5類」に引き下げられ、観光や飲食関係に活気が戻り、今まで中止してきたイベント等も復活し、町の賑わいもだいぶ回復してきたように思います。
同じく5月に、道の駅「南えちぜん山海里」がオープンから2年目にして早くも来場者200万人を達成し、大変喜ばしく存じます。
6月からオンデマンドの「南越前町らくらくおでかけバス」の本格運行が始まりました。利用者の利便性の向上と、今後の公共交通を担っていくことを期待しております。
一方、世界に目を向けますと、未だにロシア軍によるウクライナ侵攻は収束の兆しが見えない状況にあります。これにより原油価格が高騰し、ガソリン代や電気代が高くなり、私たちの生活に大きく影響を及ぼしています。
今年は、平成17年に南越前町が誕生して、20年目の節目を迎えます。今後、更なる町政の発展を目指して行政と共に取り組んでいきます。また、町では20周年記念事業も予定しており、町民の皆様には記念事業への参加をお願いしたいと存じます。
さて、1月5日に体験農園の「FRUITFUL GARDEN ひのの実」が、道の駅「南えちぜん山海里」に隣接してオープンしました。この施設と道の駅の人気による相乗効果でたくさんの方が南越前町を訪れてくれるものと期待いたしております。
そして、3月16日にはいよいよ北陸新幹線金沢︱敦賀間が開業になります。福井と首都圏がより身近なものとなり、新幹線の利便性を感じることになると思います。
また、同じ日に並行在来線ハピラインふくいも開業します。今までより列車の運行の本数が増え、町民の足として利用がしやすくなることを期待しています。
結びに、令和6年が南越前町の更なる発展と町民の皆様にとってよい年になることをご祈念申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。