福井県と南越前町は、総務省が実施する地域デジタル基盤活用推進事業(推進体制構築支援)の支援地域に選定され、その一環として、町内では住民参加型のデジタル技術の実証が行われています。
本実証は町内の南条・古木・河野の3郵便局で実施しており、各局20名の住民を対象に、局に設置された体組成計で筋肉量をチェックしたり、リング型端末で日々の活動や睡眠などの健康データを測定したりすることで、健康意識や日常生活にどのような変化があるかを検証します。
また、本実証では郵便局を健康づくりの拠点とし、局員が参加者の機器使用のサポートや体調確認を行うほか、体組成計やリング型端末によって測定された参加者の健康データは、郵便局や役場・診療所にも共有され、参加者が自身の健康データをもとに郵便局で遠隔健康相談ができる体制を整備しています。
さっそく参加者からは、「普段よりも動くよう意識するようになった」「夜更かしが減った」などの声が聞かれました。
〔南越前町での実証のイメージ〕
問合せ:保健福祉課
【電話】0778-47-8007
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