■足裏から転倒予防
「足や手がしびれて、感覚がない」と話す高齢者のうち、転倒の経験がある人は多いのではないのでしょうか。加齢とともに足裏が衰えると、脳へ感覚情報(例:足が滑ると足裏から脳へ「滑りそう」という感覚情報が伝えられ、バランスを維持しようと体が動く)がうまく伝わらず、バランスを維持・回復しようとする反応が遅れて転倒しやすくなります。バランスを崩しても、とっさに動ける力をつけるために、足裏トレーニングを行い、転倒を予防しましょう。
◇椅子に座り、はだしになって行う足裏を鍛えるトレーニングのご紹介
1.足じゃんけん
足指をグー・チョキ・パーの形にして、じゃんけんを行う。
2.タオルもち上げ
足元にタオルを広げ置き、片方の足指でタオルをつまみ、軽く持ち上げる。
3.タオルたぐり寄せ
足元にタオルを広げて縦長に置く。
片方の足指を使って、足を置いた位置までタオルをたぐり寄せていく。
1~3のトレーニングを左右各5~10回、無理のない範囲で週3回以上行ってみましょう。難しい場合には、週1、2回やってみましょう。はだしになるお風呂上がりに行うなど、日課になるといいですね。
問合せ:
地域包括支援センター(保健福祉課内)【電話】0778-47-8009
社会福祉協議会地域包括支援センター(今庄福祉センター2階)【電話】0778-45-1170
〃河野支所(河野保健福祉センター1階)【電話】0778-48-2260
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