年頭のごあいさつ

2／24

南越前町議会議長
熊谷　良彦

新年あけましておめでとうございます。
町民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた輝かしい新春を健やかに迎えられたことと心からお慶び申し上げます。令和7年の年頭にあたり、南越前町議会を代表いたしまして、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。また、町民の皆さまには、日頃から町議会に対しまして、温かいご理解とご支援を賜り、議員一同厚くお礼申し上げます。
巳年は、新しい挑戦や変化に対して前向きな姿勢を示す年とも言われています。南越前町も、これまで以上に前向きに挑戦する年となることを大いに期待しておりますとともに、議会も行政と互いに知恵を出し合いさまざまな課題に協働で取り組んでいく所存であります。
私は、昨年の5月の臨時会において、議員各位のご推挙をいただき、議長という大役を仰せつかりました。その職責の重さを認識しつつ、公平公正な議会運営を目指して微力ではありますが全身全霊で努めてまいりました。新年を迎えるにあたり、改めて町民の皆さまと議員各位に感謝とお礼を申し上げます。
議会といたしましては、本年も町民の皆さまが安全で安心して暮らせる町づくり政策に対し、全力で支援してまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。
昨年を振り返りますと、「令和6年能登半島地震」が元日に発生し、衝撃の年明けとなりました。
1月に、道の駅「南えちぜん山海里」横に体験農園施設「FRUITFUL GARDEN　ひのの実」がオープンし、県内外からたくさんの方が町を訪れるようになりました。
3月に、道の駅「南えちぜん山海里」がオープンから3年目にして早くも来場者300万人を達成し、大変喜ばしいことでした。同じく、待望の北陸新幹線が金沢から敦賀まで開業し、「ふくい新時代の幕開け」となりました。100年に一度のチャンスを迎え、県外より多くの観光客が訪れ、観光地に賑わいが戻ってきました。
4月には、国の重要文化財「中村家住宅」の一般公開が始まり、右近家とともに観光の目玉となりました。
10月に、合併20周年記念式典を開催し、沢山の方をお招きし、盛大にお祝いをしました。
12月に、今庄365スキー場が昨年に引き続きオープンし、多くのスキー客で賑わうことを期待しています。
また、大道地区、湯尾地区、桜町地区の3か所で宅地造成が進められており、転入などで新しい町民の方が増えることが期待されます。
世界に目を向けますと、ロシア軍によるウクライナ侵攻の継続やイスラエルによるガザ地区侵攻の影響によって物価の高騰が続いており、エネルギー政策や二酸化炭素削減問題についても大きな影を落としています。
一方、国内に目を向けますと政治資金裏金問題に揺れた一年であったと存じます。
今年は、議会改革として、町民の皆さまが関心を寄せて期待される議会を目指し、議会の活性化のために必要な「議会基本条例」の制定に取り組んでまいります。タブレットの導入につきましては、昨年の9月より本格活用し、今後も更に活用方法の検討を継続してまいります。
結びに、令和7年の新しい年が町民の皆さまにとりまして、希望に満ちた素晴らしい年になりますこと、議員一同心よりご祈念申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。