■変わるチャンスは今! 生活習慣病予防と行動変容について
人は誰かに言われてもなかなか行動を変えにくいものです。まして長年培ってきた生活習慣は簡単に変えられるものではありません。また、人から言われてやっているだけでは、何かをやり始めても続きません。
行動を変えるには、まずは自分事として捉え、本気で改善しようと思えないと、生活習慣は変わりにくく、たとえ改善したとしても続きません。
「最近、運動不足だな。」「食事のバランスがとれていないな…。」そう思っていたとしても、あなたはいつ行動を変えられますか?
◇健診のあとの行動に注目
行動を変えるきっかけの1つとなるのが、自分の体のことを知ることができる、健診の後です。
健診の後、結果をみて放っておくのか、何かしら行動に移すのか、ここが分かれ道です。
糖尿病を例に挙げると、肥満の人が、血糖値に異常が出る前に行動に移すのと、悪化してから行動に移すのとでは、食事を含めて生活上の制約が大きく異なり、人生の質にも違いが出てきてしまいます。
◇生活習慣
・運動不足
・偏った食事
・過度の飲酒
・喫煙
↓
◇生活習慣病(一例)
体の悪い状態が持続することで、重い病気の発症リスクが高まります。
・高血圧症
・脂質異常症
・動脈硬化
・糖尿病
・がん
・COPD(慢性閉塞性肺疾患)
◆自分の体や健康のことを、自分事として考えよう!
◇集団健診で自分の体を知ろう!
→健診をまだ受けていない人は、下記の「健康カレンダーミニ」をご参照ください。
※詳細は本紙をご覧ください。
◇健診などの結果を確認して、自分を変えよう!
→健診結果で糖尿病の値が気になる人は、本紙4ページ「糖尿病予防教室開催のお知らせ」を参照し、教室にご参加ください。
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