■ノロウイルスによる食中毒の特徴
感染力が非常に強く、少量のウイルスで感染することがあります。主な原因は、ウイルスが付着した食品を加熱が不十分な状態で食べることによる経口感染です。感染すると嘔吐や下痢、腹痛などの症状を引き起こします。
◆ノロウイルス食中毒予防の4原則!
食中毒は一年中発生しますが、冬は特にノロウイルスを原因とする食中毒が多く発生します。
◇1 持ち込まない!
ノロウイルスに感染した人が、調理をし、その食品を食べることで感染がおきる場合があります。自身の体調を管理し、腹痛や下痢等の症状があるときは食品を取り扱う作業をしないようにしましょう。
◇2 つけない!
帰宅後、調理の前、トイレの後などは石鹸で手を洗い、食品などにノロウイルスを付けないようにしましょう。
◇3 やっつける!
調理するときは中心までしっかり加熱しましょう。ノロウイルスは85℃以上90秒以上の加熱により死滅します。
◇4 広げない!
感染を広げないために、感染者の嘔吐物などは塩素系消毒液を使って処理しましょう。
◆嘔吐物などの処理方法
・窓を開けて換気をし、使い捨て手袋・マスクを着用する。
・嘔吐物に新聞紙などを被せ、上から塩素系消毒液をかけて静かに拭き取る。その後水拭きする。
・拭き取った新聞紙、着用した手袋などは、ビニール袋に入れて密封し廃棄する。
・処理後は石鹸で手洗いをする。
参考:政府広報オンラインホームページ「ノロウイルスに要注意!感染経路と予防方法は?」
問い合わせ:健康増進課
【電話】50-3067【FAX】66-2940
<この記事についてアンケートにご協力ください。>