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自治体の皆さまへ

市を代表する著名な3人と共に 我らがふるさとの『魅力』と『未来』を語る

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福井県坂井市

◆坂井市の魅力
市長:県内外でご活躍されるみなさんは、坂井市の魅力についてどう感じていますか。
東光:坂井市は非常に古い歴史を持ち、東尋坊や三里浜、坂井平野の穀倉地帯が揃ってます。歴史、豊かさ、その奥深さというのは坂井市ならではの魅力だと思います。
戸田:東京に行っても脳裏から離れないのは、雄島と丸岡城。世界のクロサワと呼ばれる黒澤明監督が制作した歴史映画「乱」は、丸岡城からヒントをもらったと聞いたことがある。そういう意味で、坂井市は日本、世界に誇れるものをもっていると思います。
小松:私の指揮者にとっての原点はふるさと。おかしいものはおかしいし、良いものは良いと言い切れる気持ちを、坂井市の自然や食、歴史あふれる風土で築くことができました。
市長:歴史が奥深く、自然・食が豊かだということは全国的にも珍しくて、優位性の高い地域だと感じました。最近は地域の中で人との繋がりが深いと特に感じていて、この市の良さは人がベースにあると感じています。

◆新幹線開業に向けて
東光:福井県が通過点にならないように、観光して経済をまわしてもらえるような、魅力あることをしてほしいと思います。
戸田:一番大事なものは時間をかけること。坂井市は有名な東尋坊があるため、10から20年かけてどうしていくかを考えることです。東尋坊が良くなれば全部が良くなるんじゃないかなというのが僕の本音です。

◆未来の子ども達のために
戸田:北陸三県で高校生の現代アートコンクールのようなことを開催している。一流の審査員を呼んで審査してもらっている。そうすると高校生は感動して、芸大に行きますとか、学芸員になりましたとかの手紙がきます。子ども達のために道筋を作りたいと思って10年ほど経ちましたね。
小松:戸田さんを見習って、一番センシティブな時期の子ども達に本物の場を与えようと、市内小中学校で演奏会を開きます。とにかく楽しんでもらえたらそれだけで良くて。音楽家として貢献できればと思っています。

◇さらに磨きをかけて豊かさを発信していきたい
IKEDA YOSHITAKA
池田 禎孝(いけだ よしたか)
昭和37年丸岡町生まれ。61歳。昭和61年に福井県庁に入庁し、県健康福祉部長や農林水産部長を務める。その後、令和4年に坂井市長に就任。「笑顔(スマイル)」「挑戦(チャレンジ)」「協働(チームワーク)」をキーワードに市政運営に努める。

◇クリエイティブがあるまち僕の、今生きている原点
TODA SEIJU
戸田 正寿(とだ せいじゅ)
Living in 三国
昭和23年福井県生まれ。75歳。三国高等学校を卒業。戸田事務所を設立し、サントリーの広告に携わるなど世界を股に掛け活躍。龍翔博物館のリニューアルにも携わり、現在、総合アートディレクターを務める。

◇先入観を打破する気持ちを与えてくれたのは坂井市
KOMATSU CHOSEI
小松 長生(こまつ ちょうせい)
Living in 愛知
昭和33年三国町生まれ。65歳。小学校2年生まで三国で過ごし、その後東京大学、イーストマン音楽院大学院を卒業。指揮者として世界で活躍し、現在、セントラル愛知交響楽団桂冠指揮者を務める。

◇いろんな地域に行った中でも市はいいものを揃えている
TOUKOU HIDEAKI
東光 英昭(とうこう ひであき)
Living in 東京
昭和16年三国町生まれ。82歳。久昌寺の出身で、高校まで三国で過ごし、その後、東京大学を卒業。日本国有鉄道を経て、現在、福井ふるさと大使や株式会社オフィスアムネッカー代表取締役を務める。

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