◆住んでいる地域の未来を、住んでいる皆さん同士で話し合う場
Well-beingの指標は
1自己実現
2誇らしく思える
3自分らしくいられる
4安全で安心できる
5楽しくわくわくできる
6希望を持って暮らせる
7助け合える
8互いを尊重できる
ネガティブな状況を改善するために、ワークの中で「自分ならどうするか」「何ができるか」を話し合っていきます。ワーク後のアンケートでは、参加者の9割以上が「地域参画意欲が高まった」と回答しています。
◆Q.あなたの住む地域で感じることは?
・つながりが薄れて利己的な人が増えた気がする
・男女平等といいながら社会の仕組みはそうじゃない
・一部の人に負担がかたより、疲れる
・積極的な人がいる一方で、参加を嫌がる人もいる
・会っても知らん顔
・区内での井戸端会議が減ってきた
・若い人の意見や新しい考えが通らないことが多い
・祭りでも何でもやらなければいけないからやっている感じ
・やっぱり封建的
・空き家が増えた
・運転マナーが悪い
・公園に子どもがいない
・地震や大雨が不安
・ときどき獣が出没して怖い
・時代に合ったやり方に改良できない
・助け合える関係性がある一方でしがらみにも感じる
・何かをやってみようと提案しても、賛同者が少ない
・特に楽しいと感じることがない
・総会でなかなか物事が決まらない
・便利な世の中になったけど、人間関係が薄れている気がする
・周りの人のことを考えずに行動する人がいる
・あれこれ批判する話が多く、聞いていて疲れる
住民ワークショップでは、地域で暮らしていて感じるネガティブな感覚を見つめることで、どう改善していけばいいのかを、みんなで考えるワークを行います。初めは、正直に言うことをためらいますが、共有していくことでネガティブイメージを前向きに受け止め、「これを変えていくためにできることは?」に変化していきます。
◆「小さな一歩」のヒントは、実は足元に。気づくこと。勇気をもって変えていくこと。
◇対話の場を各地域で
市では今年度、「幸福実感まち未来トーク」や「自治会ワークショップ」など、地域の中でどう暮らしていくことが幸せなのか、地域に住む当事者同士で話し合う場づくりを、各コミュニティセンターで行いました。
「少し先の、10年後の未来を想像してみて、どんな地域に住んで、どんな暮らし方をしていたい?」「そのために自分たちにできることって何だろう?」。
ワークショップには、入学前の子どもから高齢者まで、幅広い世代の市民が参加。幸せを実感しながら住み続けられる地域のために、自分にできることを話し合います。
◇まちの未来は、私の未来幸せを感じて暮らすには
幸せの感じ方は、人それぞれ。まちづくりのあり方も多様です。大切なのは、私たち自身が関わるということ。幸せを感じながら暮らせるまちは、地域や地域住民への私たち自身の関わり方が鍵となります。
◇自分なら…
・参加しにくい行事を見直してみようかな。
お祭りのときにボクら中学生も主催側として、お店屋さんをやってみたい
・公園で健康づくりの交流をしたいな。
「誰かが解決してくれるだろう」ではなく、自分も関わって地域を良くしたい!
・いろんな価値観や暮らし方があることを認めていく!
いろんな世代と話すことで、自分では気づけなかったことがたくさんあることが分かりました。
・子どもたちが気軽に来れる場所を作りたいな。
子どもだってちゃんと地域の現状を見ているよ。
◇私だったら…
・空き地で花壇づくりができないかな。
少ない人数から始めて、少しずつ仲間を増やしていけばいい!
・幸せを感じる場面を増やしたい。
女性進出!何か私にできること、機会があったときにはチャレンジしたい!
・ママ友、エコ友、ペット友 小さいコミュニティをたくさん作りたい。
地区の良いところも悪いところも、この地区の未来のために考えて、自分も協力したい!
◇ボクだったら…
・えらい人の話を聞くだけの場じゃなくて…
このトークみたいに、本音で話せる場に参加したいです。
・コミセンに気軽に集まろう。
・音楽活動を地域でもっとやりたいな。
やってみなきゃ分からないし、思いがけず活躍できるかも!
・自分の意見を持ってそれを伝えたい。
・隣近所みたいなつながりを。
年齢を言い訳にしないで、一歩踏み出すことが大事だと思いました。
対話を通じて出された、たくさんの「まちを想うひと言」。
一人ではできないことも、誰かと一緒にならできるかもしれません。
誰かの心にも、そしてあなた自身の心にも、幸せの灯をともせる未来に一歩近づけるように、あらためて、足元に目を向けてみませんか。
問合せ:市民協働課
【電話】50-3017
■一歩踏み出すあなたを応援
◇幸福実感まち未来トーク
主に各コミュニティセンター単位で開催する対話の場です。幸せを感じる住みよい地域にするための活動を、住む人同士で考えてみませんか。市職員が、対話の場を支援します。
◇自治会みらいミーティング
「集落カルテ」から見えた課題や、自治会が抱える悩みを、住む人同士で共有し、持続可能な自治会運営を考える対話の場です。
市職員が、対話の場を支援します。お気軽にご相談ください。
◇まちづくりカレッジ
第7期(令和5年度)から、ウェルビーイングをテーマに掲げ、課題解決型地域づくりに向き合い、実践者となるため、受講生同士が高め合っています。
今年度、第8期の受講生48人が、グループごとに、課題解決に向けたアクションプランを発表します。ぜひ、会場でお聴きください。
日時:2月23日(日・祝) 9時30分~11時30分
場所:たかむく古城ホール
※申し込みは本紙をご覧ください。
◇市民活動応援助成事業
身近な仲間同士での地域貢献活動を応援する、助成事業です。
今年度の採択を受けて活動した皆さんの報告会を行います。
日時:3月7日(金) 19時~
場所:いねす地域交流ホール
令和7年度の活動募集については、本紙18ページをご覧ください。
問合せ:市民協働課
【電話】50-3017
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