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自治体の皆さまへ

市長退任のあいさつ

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福井県敦賀市

私は、平成27年4月の就任以来、責任の重大さを感じながら、市民の皆さまからいだきました負託と期待に応えるため、自らの持てる力を注ぎ「市民が主役のまちづくり」に取り組んでまいりました。振り返りますと、初登庁したことが昨日のようであり、また遠い日のことのようでもあり、まさに、激動の日々でありました。
1期目では、「敦賀再生」の実現に向け、新しい「元気」づくり、新しい「地域・人」づくり、新しい「安全・安心」づくりに取り組みました。
1期目以上の2期目では、「敦賀躍進」に向け、「住みたくなるまち敦賀の推進」、「夢と希望に満ちた地方都市の実現」、「敦賀の「宝」を磨き地域経済の発展」を目指し、様々な施策を進めてまいりました。
そして、これらの施策を着実に推進し実践するため、関係機関との折衝はもとより、政府要人を含めた国内外の様々な方との関係づくりに努めてまいりました。
また、全国原子力発電所所在市町村協議会会長として、まず、東日本大震災の復興支援に取り組み、さらに全国立地市町村の首長の皆さんとの意見交換を通じた合意形成に努め、国策である原子力政策に協力してまいりました。
任期中、特に印象に残っていることは、敦賀が持つ「人道の港」の歴史に光をあてたことでありました。
敦賀だからこそ伝えられる「命」の大切さと「平和」の尊さについて、国内はもとより、大使をはじめ、各国の皆さんとの信頼関係を築く中で、世界に向けて発信し、ひいては日本の対外広報活動の一助を担うことができました。
私たちが住んでいる敦賀が、どれだけ素晴らしいか、市民の皆さんに改めて、自信と誇りに繋げていただきたいと思います。
今後も、「人道の港敦賀」というブランドが、さらに世界へ広がっていくことを期待します。
「敦賀再生」、「敦賀躍進」の道筋は整ったと考えています。次なる敦賀の飛躍に向けて、歩みだしていただきたいと思います。私も、敦賀が大好きな市民の一人として、これからも敦賀を応援してまいります。
この8年間、市民の皆さんからお寄せいただいた貴重なご意見やご提案、また温かいご支援、ご協力に対し、改めて深く感謝申し上げます。
渕上 隆信

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