子宮頸がんは、子宮の頸部(子宮の出口に近い部分)にできるがんで、若い世代の発症が多いとされます。
現在、子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぐことができるHPVワクチンの予防接種を公費で実施しています。この予防接種は、令和5年4月から、9価ワクチンも公費で接種できるようになりました。9価ワクチンは、子宮頸がんの原因の80~90%を占める7種類のHPVの感染を予防することができます。
対象となる方は、ワクチンの有効性とリスクを十分理解したうえで接種するようにしましょう。
◆令和5年度接種対象者
・平成19年4月2日生~平成24年4月1日生の女子
→小学6年生~高校1年生相当年齢の方
・平成9年4月2日生~平成19年4月1日生の女性
→HPVワクチンの接種の機会を逃したキャッチアップ接種
※平成19年度生まれとキャッチアップ接種の方は、令和7年3月末まで公費で接種できます。
HPVの感染を防ぐことで、将来の子宮頸がんを予防できると期待されていますが、ワクチンで防げないHPV感染もあります。
20歳以上の方は2年に1回、子宮頸がん検診を受ける事が大切です。
問合せ:健康推進課
【電話】25-5311
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