北陸新幹線沿線自治体紹介

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■長野県佐久市
美しい山々の風景や宇宙の魅力を感じる街
長野県東部で、群馬県との県境に位置する佐久市は、浅間山や八ヶ岳などの山々に囲まれた高原都市です。澄んだ空気や晴天率が高い気候の佐久市は、美笹(みささ)深宇宙探査用地上局をはじめ多くの天文施設が集まっています。天文ファンやロケットファンの聖地としても知られ、「星空の街」と言われています。
製糸業で発展した佐久市は、戦後工業基盤の整備が進められ近代工業化が進展しました。昭和35年ごろから佐久盆地に県外から大企業が進出し、工業が急速に発展しました。現在は、10か所以上の工業団地が立地し、生産用機械器具製造業や食料品製造業などが地域経済を牽引しています。
農業では、稲作を中心に、プルーンやリンゴ、桃などの果樹栽培が盛んに行われており、特にプルーンの一品種「サンプルーン」は佐久市が発祥の地となっています。また、酒造りが盛んで、「酒の街」としても知られています。
佐久市は日本有数の長寿の里として知られ、「野沢成田山薬師寺」は代表する観光スポットです。境内にある「ぴんころ地蔵」は、健康・長寿のシンボルとなっており、ご利益にあやかろうと県内外から多くの参拝客が訪れています。
主なイベントとして、「佐久バルーンフェスティバル」、「佐久千曲川大花火大会」、「臼田小満祭(うすだこまんさい)」などがあります。