文字サイズ
自治体の皆さまへ

誰もが安心して住み続けたくなるまち つるが~みんなで”支え””支えられる”地域づくり~

3/29

福井県敦賀市

敦賀市では、高齢者、障がい者や子どもなど全ての人々が地域や暮らしの中で役割を持ち、支えられる関係を共につくる「地域共生」のまちづくりを目指しています。

◆北地区
きた ささえ愛ひろば
令和4年10月に発足した「きたささえ愛ひろば」は、目指す地域像を”こどもから高齢者まで各世代が交流でき、笑顔で楽しく暮らせるまち”と掲げ、区長や民生委員、福祉委員をはじめ、支え合い活動に関心の高い住民が集まり、話し合いを継続しています。
令和5年8月には、北地区福祉ネットワークと共催し、「支え合い地域づくり講演会」を開催しました。「みんなで集まろう!考えよう!地域の支え合い」と題し、講師から全国各地の活動例について紹介の後、角鹿町で取り組み始めた多世代交流カフェについて報告がありました。

参加者の声:
・高齢化が進んでいる北地区だが、一歩一歩あきらめず楽しく進めていけたらいい。
・話し合いを1年間継続してきた。全国の事例は今後の参考になり、活動の大切さを再確認できた。

「きた ささえ愛ひろば」の活動の一例:「きた ささえ愛ひろば」の周知チラシ作成
北地区の少子高齢化の現状や、地域の支え合いの必要性をお伝えし、話し合いの場への参加を呼びかけるチラシを作成し、北地区住民へ配布しました。

◆松原地区
支え合いを考える会
松原地区「支え合いを考える会」は、区長や老人クラブ会長、地区の活動者が毎回入れ替わり参加する、自由な住民チームです。
「支え合い活動」を広げるには、高齢者がより元気に、自身ができる範囲で支える側にまわり、地域貢献することが、生きがいや達成感につながることを参加者で共有しながら、話し合いを継続しています。
令和5年11月に開催した会では、各町内の団体の活動状況を持ち寄り、地区内で活発に活動している団体やボランティア活動をさらに充実させ、活発化するためのアイディアについて出し合いました。

◆北地区・松原地区の活動を紹介します
▽角鹿町 ささえあいカフェ
角鹿町では、「誰でも気軽に交流できる居場所づくり」を目指し、住民の賛同・協力を得て、角鹿町集会所を開放し「ささえあいカフェ」を開催しています。
角鹿町区長:「町内のイベントが少なく、多世代交流の場が減っています。住民同士が年齢問わず顔見知りになることで、防犯や災害時にも役に立つと期待しています。」

▽新松島町 みんなでおさんぽ
新松島町では、「みんなで歩きたい」方や、「自分のペースで歩きたい」方を募り、「みんなでおさんぽ」の活動が始まりました。
お茶会や敦賀市議会の傍聴の体験など、楽しく活動をしています。
新松島町民生委員:「散歩に出たいが1人では不安」とい参加者の声うお声から、一緒に散歩を始めたことが「みんなでおさんぽ」の始まりです。町内を歩き、公園でお茶会休憩をしたり、仲間でバスの乗降も体験しました。「みんなで歩くと楽しい!こんな楽しいことは続けなあかん!」と話してます。

◆地域から生まれた支え合い活動に対し、助成します
地域住民やボランティア団体などが主となり、通いの場を設けたり、生活支援を行ったりする「住民主体サービス(B型)」の立ち上げに要する経費や活動にかかる経費を補助します。
▽事業運営費
通所型:定期的(週1回以上)に集まり、体操教室や交流の場の開催 上限15万円
訪問型:掃除・買い物・ごみ出しなど生活の困り事への支援 上限20万円

▽立ち上げ経費の助成
立ち上げ年度1回限り 1団体 上限10万円
補助要件・内容・経費など、詳細については、長寿健康課までお問い合わせください。

問合せ:長寿健康課
【電話】22-8181

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU