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原子力TOPICS

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福井県敦賀市

◆第134回敦賀市原子力発電所懇談会を開催しました
1月22日、第134回敦賀市原子力発電所懇談会を開催し、「各原子力発電所の状況」について、文部科学省及び電力事業者から説明を受け、意見交換を行いました。
ふげんの使用済燃料搬出計画について、輸送容器の設計変更に伴う対応等が生じたことから、搬出開始を2023年度から2027年度に、搬出完了を2026年度から2031年度に変更することが報告されました。委員からは「廃止措置に関し、これまで度々工程変更が生じており、今後も変更が生じるのではないかとの意見がある。今後更なる変更は生じないと市民を安心させてほしい。」との意見がありました。原子力機構からは「今回の計画変更にあたり、全ての工程について再度見直しを図った。変更した計画の範囲内で廃止措置を完了すべく最大限の努力をする。また、その状況についても適宜報告させていただきたい。」との回答がありました。市長からは文部科学省と原子力機構に対し「安全確保が大前提だが、計画どおり廃止措置を進めることは市民の安心感につながる。海外の関係機関とも円滑なコミュニケ―ションを図ることを意識し、作業を進めてほしい。」と求めました。
その他、委員から敦賀発電所2号機の再稼動へ向けた新規制基準適合性審査に関する市民の理解について「市民目線に立った分かりやすい広報資料を作るなど、市民に関心を持ってもらうための企業努力を図ってほしい。」などの意見がありました。

※敦賀市原子力発電所懇談会とは
原子力発電所に関する諸課題について市民から意見を聞く場として、昭和55年から開催しています。市長を座長に、市内各種団体の代表者などが委員となっています。

◆市内の放射線量 測定結果(令和5年度第2四半期)
市内の放射線量は福井県原子力環境監視センターや各事業者が設置しているモニタリング施設(26か所)にて常時監視しています。
令和5年度第2四半期(令和5年7月~令和5年9月)において、発電所からの放射性物質の放出による線量上昇は観測されず、環境安全上の問題となる影響は認められませんでした。測定結果の詳細は市HPに掲載しています。

問合せ:原子力安全対策課
【電話】22-8113

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