火を消して 不安を消して つなぐ未来
2023年度全国統一防火標語
全国的にも多い出火原因として「電気製品・電気配線類」があげられます。「大丈夫だと思って使用していた電気製品や配線から火災が発生」したケースがありますので、その対策を紹介します。
◆当てはまったら要注意!火災予防を!
▽冷蔵庫と壁の間にスペースがありますか?
冷蔵庫と壁との間に放熱スペースがないと、長時間「熱」がこもり、火災の発生につながる場合があります。使用している冷蔵庫の放熱スペースを確認しましょう。
※メーカーによって放熱板の位置や距離が異なりますので、取扱説明書をご確認ください。
▽トラッキング現象
長時間、電源プラグを差し込んだままでいると、そこにほこりと湿気などの水分が付着し、差し刃の間に電気の通り道(トラック)ができてしまいます。これがきっかけとなり、電気スパークが発生して出火し火災になります。
電気製品、特にテレビや家電製品の裏などのコンセントは、差しっぱなしで掃除を忘れがちです。コンセントやプラグの周囲は整理整頓をしておきましょう。
▽コンセントやコード部分の取り扱いにご注意を!
コンセントのコード部分を引っ張って抜く、コードの上に重い物を置く、コード部分を挟みこむなど、これらが原因でコード内の電線がショートして火災の発生原因となります。
コンセントを抜くときは必ずプラグ部分を持って抜きましょう。また、コードの上に物が置かれていないか、挟みこんでいないか確認しましょう。
▽リチウムイオン電池の破損や劣化の確認を!
モバイルバッテリーやパソコンなどの火災原因として、使用されているリチウムイオン電池の落下や長期間の使用による劣化などで出火したケースがあります。充電中や使用中に熱くなっていたり、膨張、変色、異臭を感じる場合などの問い合わせ先違和感を感じたら、使用をやめて、メーカーや販売店に相談してください。
問合せ:敦賀消防署 予防課
【電話】22-9996
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