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北陸新幹線敦賀開業

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福井県敦賀市

春の訪れを感じた3月16日、敦賀市にとって、約半世紀にわたる悲願であった、北陸新幹線金沢ー敦賀間が開業しました。
北陸新幹線敦賀開業は、昭和47年の整備計画決定以降、一部ルートの変更や事業費・事業期間の変更など、様々な苦難を乗り越え、約半世紀という長い長い時間を経ての開業となりました。
開業日当日、敦賀駅では、開業式典と出発式が行われました。
開業式典では、斉藤鉄夫(さいとうてつお)国土交通大臣をはじめ、多数の来賓や関係者、式典の主催者である長谷川一明(はせがわかずあき)JR西日本代表取締役社長らが出席し開業を祝いました。また、市内小学校に通う岩野真歩(いわのまなと)さんと内角瑠那(うちかどるな)さんから、浦松義幸(うらまつよしゆき)運転士に花束が贈られました。
出発式では、スペシャルゲストの俳優、中条あやみさんと上島豊敏(うえしまとよとし)敦賀駅長の出発の合図で、午前6時11分敦賀駅発の「かがやき502号」が発車。開業式典や出発式の参加者をはじめ、一番列車を一目見ようと駅のホームに訪れていた大勢の人々全員で見送りました。
東京駅を出発した一番列車「かがやき501号」が午前9時34分に敦賀駅に到着しました。2階コンコースでは、おもてなし担当として、福井伝統工芸アイドルグループの「さくらいと」のメンバーや若狭路女将の会わかさ会の方々、関係者によるお出迎えや、開業記念饅頭や観光パンフレットの配布が行われました。

◆北陸新幹線敦賀開業までのあゆみ
1972 基本計画の決定(昭和47年6月)
北陸新幹線敦賀駅停車実現等期成同盟会設立(昭和47年9月)
1982 整備計画の当面見合わせが閣議決定(昭和57年9月)
1987 整備新幹線凍結解除が閣議決定(昭和62年1月)
2005 南越・敦賀間の工事実施計画認可申請(平成17年12月)
2012 金沢・敦賀間の工事実施計画(フル規格)の認可(平成24年6月)
2020 北陸新幹線新北陸トンネル開通(令和2年7月)
北陸新幹線敦賀開業が1年遅延決定(令和2年12月)
2023 北陸新幹線レール締結式(令和5年5月)
北陸新幹線車両基地見学会(令和5年7月)、敦賀駅舎見学会(令和5年8月)
北陸新幹線W7系試験車両歓迎セレモニー(令和5年10月)
2024 北陸新幹線金沢―敦賀間開業(令和6年3月16日)

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