デジタル化やAIなどの技術が急速に発展し、私たち消費者を取り巻く各種取り引きやサービスなどが変化し、利便性が増す一方でリスクも多様化しています。
リスクへの理解や情報に対する批判的思考力、適切な情報を収集・発信する力など、「気づく・断る・相談する」という基礎的な力を継続して高めていくことが求められます。
■不正アクセス相談の実例
・名前+誕生日のパスワードを他人に推測され、SNSを乗っ取られた。
・使い回していたIDとパスワードを盗まれ、知らない間に通販サイトに不正アクセスされて金銭被害を受けた。
・フィッシングサイトと知らずにIDとパスワード、SMSに届いた認証コードまで入力し、アカウントを乗っとられた。
※市内でも同様の相談が寄せられていますのでご注意ください!
■パスワードを悪用する手口
・あらゆる文字の組み合わせを試す総当たり攻撃
・使われがちな単語や数字を使う辞書攻撃
・対象者の個人情報から推測する推測攻撃
・流出したID・パスワードを集めたリストを用いるパスワードリスト攻撃
※今一度、ご自身のパスワードをご確認ください!
■対策
・英大小文字と数字や記号を混在させた最低10文字以上のパスワードを作る
・同じパスワードを使い回さない
▽参考
「不正ログイン被害の原因となるパスワードの使い回しはNG」
安全なパスワード作成方法は、「チョコっとプラスパスワード」
〔二次元コードは本紙をご覧ください〕
■令和6年度専門相談会開催
消費生活に関する無料相談会を実施します。弁護士による個別専門相談ですので、お気軽に相談ください。
日程:6月13日(木)、12月12日(木)
相談時間:30分
※事前申し込み必要
問合せ・相談先:敦賀市消費生活センター(生活安全課内)
消費者ホットライン【電話】188
生活安全課【電話】22-8115
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