■長野県飯山(いいやま)市 日本の原風景が広がるまち
飯山市は、長野県のもっとも北に位置し、古くから山国信州と日本海を結ぶ交通の要所として栄えました。奥信濃の中心地として、塩や魚などの集散地として、また、越後・出羽開拓における重要な駅路としての役割を担ってきました。
戦国時代、武将・上杉謙信により築城された飯山城の城下町として、今も市街地に20余りの寺社が建ち並ぶ「寺の町」としても知られています。風情のある町並みから、詩人の島崎藤村は、「雪国の小京都」とよびました。
飯山市は日本有数の豪雪地帯としても知られています。昔ながらの製法を伝える手すき和紙「内山紙」は「飯山仏壇」と共に国の伝統的工芸品に指定されています。
飯山市は、美しい山や里が広がる、四季を通じて楽しめるアウトドアフィールドです。冬は、スキーやスノーボードなどのアクティビティを満喫できます。春から秋にかけては、長野と新潟両県をまたぐ全長110キロに及ぶ日本屈指のロングコース「信越トレイル」を楽しむトレッキングや、千曲川(ちくまがわ)でのウォーターレジャー、サイクリングなど、様々な自然体験が楽しめます。
主なイベントとして、「いいやま菜の花まつり」や「いいやま灯篭まつり」、「いいやま雪まつり」などがあります。
令和6年4月22日、交流人口拡大を目指して、敦賀市と観光交流都市協定を締結しました。
■基礎データ(令和6年4月末)
人口:18,978人
世帯数:7,912世帯
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