年々、救急件数は増加してきており、その中でも入院を必要としない「軽症」の方が救急件数全体の半分近くを占めているのが現状です。救急車は地域の限られた救急資源であり、このまま救急件数が増加すれば、本当に救急車を必要としている方の元へ救急隊がすぐに向かえない事態が起こってしまいます。
もし、救急要請を迷う場合は、以下のような案内窓口やサービスなどもございます。
この機会に、今一度「救急車の適正利用」について考えましょう。
・全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)
総務省消防庁が作成したアプリで、症状による緊急性を判断し、利用できる医療機関や受診手段の情報を提供してくれるものです。
・子ども医療電話相談事業(#8000)
厚生労働省が提供する全国同一の短縮番号サービス。小児科医・看護師と通話でき、お子さんの症状に応じた適切な対処の仕方や受診する病院のアドバイスを受けることができます。
・医療情報ネット(ナビイ)
診療日や診療科目といった一般的な情報に加え、対応可能な疾患・治療内容、提供しているサービスなど様々な情報から、全国の医療機関・薬局を検索することのできるシステムです。
問合せ:敦賀消防署
【電話】22-9990
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