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大河ドラマ「 光る君へ」スペシャルトークショー in敦賀 特別インタビュー

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福井県敦賀市

俳優 岸谷 五朗(きしたに ごろう)さん
湊まちの風景が懐かしく感じる。
敦賀は、不思議な気持ちにさせてくれる場所です。

11月17日、プラザ萬象で開催された『大河ドラマ「光る君へ」スペシャルトークショーin敦賀』に合わせて、主人公まひろ(紫式部)の父親で、越前国司(えちぜんこくし)藤原 為時(ふじわらの ためとき)を演じている岸谷五朗さんが敦賀市を訪れました。

・敦賀の印象や感じたことを教えてください。
敦賀には何度か来ていて、気比の松原は本当に好きでした。海と砂浜とのバランスが良く、落ち着きました。日本人だからなのかな。また、湊まちの風景がとても懐かしく感じました。異国の人はここに着いているわけですよね。現在は、新幹線が走ったり駅があったりしますが、海や山、空の関係は1000年一緒で変わらない。自分たちと同じ風景を見ていたと思うと不思議な感覚です。
毎日ロードワークでランニングしているのですが、敦賀にいたら、気比の松原で毎日ランニングしていますね。(笑)

・敦賀などで印象に残った食べ物はありますか。
初めて来福した時に、千年前の食事を再現していただきました。どれも本当に美味しかったです。カニをはじめ、やはり魚介が美味しいですね。

・為時は、越前国司として重圧を感じる中、娘のまひろ(紫式部)から、父の力を活かす最高の国と励まされます。どんな気持ちで越前に赴任したと思いますか。
為時は、曲がったことが得意な人ではなかった。できれば、家でずっと本を読んでいたかったんだろうけど、それでは生きていけない。越前国司は大きなチャンスで、自分を奮い立たせてこの越前へ来たんだろうと思います。そこでいろいろな事件が起きてしまう。全部自分にはちょっと苦手なことで、ずるく生きられないから余計苦労する。人生で一番がむしゃらに頑張って生きた時間だったのではないでしょうか。だから、為時がいたであろうこの地に来ると、不思議で特別な感情になります。

・敦賀市民に一言お願いします。
皆さんエネルギーがすごくあって、元気をもらえました。とてもいい出会いでした。ドラマでは、お客様が見えないので、このような形でお会いできることに感謝しています。
また、皆さんの元気をもらいに来ます。

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