■群馬県高崎市
交通の要衝として栄えた 文化が息づくまち
群馬県中西部、関東平野の北端に位置する高崎市は、東京まで約100キロの立地を生かし、北陸新幹線や上越新幹線をはじめ、関越自動車道や北関東自動車道が整備された、内陸交通軸の中心として栄えています。
高崎市は「だるま」の産地としても知られ、伝統的な工芸品である高崎だるまは、商売繁盛や無病息災を願う縁起物として広く親しまれています。
自然環境にも恵まれ、北西部の山間地域では榛名(はるな)山麓の地形を生かし、梅や梨などの農産物も栽培されています。また、小麦の優良産地であり、パスタの人気が高く専門店も多いことから、「パスタの街」とも言われています。
高崎音楽祭、高崎映画祭といった、市民主体の様々なジャンルの芸術・文化活動が盛んな地域で、「群響」の愛称で知られる地方オーケストラの草分け的な存在である「群馬交響楽団」は、市内外問わず多くの方に親しまれています。
ソフトボール王国として知られる高崎市は、全国的にも珍しい、ソフトボール専用競技場が整備され、日本屈指の実業団チームが本拠地としています。
主なイベントとして、神輿と山車の共演やメインとなる大花火大会など、市民が一体となって盛り上がる「高崎まつり」や、日本で一番早いだるま市である「高崎だるま市」があります。
・基礎データ(令和6年11月)
人口:366,159人
世帯数:173,241世帯
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