■初市で卸売市場が活気づく
1月5日 敦賀水産卸売市場「令和7年初市」
敦賀水産卸売市場で令和7年の初市が行われ、仲買人や県漁連職員、関係者など約70人が参加しました。敦賀市漁協の森 修(もり おさむ)組合長が「新幹線の開業効果によるチャンスを逃さず、新鮮で安全安心な魚を供給していきたい」とあいさつし、参加者全員で三本締めを行いました。その後、早速敦賀湾などで水揚げされた新鮮な魚介類が競りにかけられ、競り人の威勢の良い声が飛び交い、場内は活気づいていました。
■旧友や家族と20歳の門出を祝福
1月12日 第3回敦賀市20歳のつどい
20歳を人生の節目として祝福する「20歳のつどい」がプラザ萬象で開催され、532人の門出を祝いました。参加者たちは、久しぶりの旧友たちとの交流を楽しみながら、この日を迎えた喜びを噛み締めていました。式典では、代表して中村裕麻(なかむら ゆうま)さんが「何事も恐れず、挑戦することを大切にしていきたい」と誓いの言葉を述べました。式典後は、中学校の恩師からのビデオレターの上映や景品の抽選会などのアトラクションにより、会場は盛り上がりました。
■消防団員の士気高揚を図る
1月13日 敦賀美方消防組合敦賀消防団出初式
敦賀美方消防組合敦賀消防団の出初式が行われました。昨年は令和6年能登半島地震の影響により中止となったことから、2年ぶりの開催となりました。式には、消防団員や職員ら約200人が参加し、笙の川への一斉放水で幕開けとなりました。その後、きらめきみなと館付近の道路で、団員と消防車両による行進が行われ、集まった市民らに勇壮な姿を披露しました。きらめきみなと館で行われたつるが鳶隊はしご乗り演技には、鮮やかな法被姿の団員約50人が臨み、3本のはしごの上で乗り手が大技を次々と決めていきました。
■豊漁豊作を占う第一番
1月19日 敦賀西町の綱引き
国指定重要無形民俗文化財の「敦賀西町の綱引き」が相生町の西町通りで行われました。これは、江戸時代から400年以上続いてきた伝統行事です。夷子方と大黒方に分かれて大綱を引き合い、夷子方が勝てばその年は豊漁、大黒方が勝てば豊作になるといわれています。今年は夷子神役を敦賀商工会議所の有馬茂人(ありま しげと)副会頭、大黒神役を力野豊(りきの ゆたか)県議が務めました。「夷子勝った、大黒勝った、エンヤ、エンヤ、エンヤ」の掛け声に合わせて通りを練り歩いた後、長さ50m、直径25cmの大綱が下ろされ綱引きが開始。白熱した勝負の結果、夷子方が勝利し、今年は豊漁と占われました。見学に訪れた形部修(ぎょうぶ おさむ)さん(90歳)は「どちらが勝っても嬉しい。体が元気な限り来年も見に来たい」と笑顔で話していました。
■高校生が市議会を体験
1月23日 高校生との意見交換会(市議会模擬請願審査)
敦賀市議会と敦賀高校生との意見交換会が市役所全員協議会室で開催されました。敦賀高校2年生の2クラスが参加し、公共の授業で考えた「敦賀駅の東西アクセス改善について」「敦賀駅の不便性改善について」の2つの模擬請願が提出され、産経建設常任委員会で審査されました。生徒がスクリーンを使って請願内容を説明した後、議員からの質問に答え、本番さながらの意見交換や討論が展開されました。
■文化財を火災から守るため
1月25日 文化財火災防ぎょ訓練
第71回文化財防火デーを1月26日に迎えるに当たり、消防関係者をはじめ、教育委員会および文化財保護審議会関係者、高徳寺の関係者など27人が参加して、神楽町2丁目の「高徳寺」で文化財火災防ぎょ訓練が行われました。当日は、「火災が発生したが、初期消火に失敗、延焼拡大の恐れがあり、本堂内に一酸化炭素中毒で倒れている人がいる」という状況を想定し、消防隊員らは人命救助、火災防ぎょなど一連の流れを確認しながら、有事に備えて緊張感を持って訓練に臨んでいました。
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