九頭竜川アラレガコ伝統文化を守る会が、9月21日、永平寺町の九頭竜天然鮎茶屋さぎり屋で、アラレガコを使った料理の試食会を開きました。アラレガコはカジカ科の淡水魚で、生息地が国の天然記念物に指定されています。永平寺町では、伝統漁法のエバ漁、甘露煮などの独特の食文化が知られていますが、この日は、日本料理の職人やフレンチのシェフたちが新メニューを開発。伝統のエバ漁をイメージしたムニエルや炊き込みご飯など全8品が振舞われました。
フレンチの吉川正裕シェフは「一筋縄ではいかないところが逆にいろいろなアイディアや新しい引き出しを見つけさせてくれる面白い魚だ」と話していました。今回開発した新たなメニューは、アラレガコ漁が始まる11月頃からそれぞれの店舗で提供される予定です。
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