10月21日、永平寺町地域おこし協力隊員で栄養士の資格を持つ西川朋子さんの企画で、移住者交流会を兼ねた地産地消イベントが開催され、県内外から移住してきた人や地域のみなさん約20名が参加しました。最初に松岡上合月の九頭竜川で「さぎり漁」を見学。さぎり漁とは、長さ15mの網を投げ入れ、川に張った縄に驚いて浅瀬に逃げ込んだ産卵期の鮎を捕獲する伝統漁法。この日はあいにくの雨で、漁を体験することはできませんでしたが、漁師が放った網に鮎がかかると、参加者は歓声をあげていました。漁法の奥深さに触れた後には、場所をさぎり屋に移し、鮎の串刺しなどを体験したほか、さまざまな鮎料理や葉っぱ寿司を堪能しました。約1年前に移住してきたという川村光夫さん(松岡兼定島)は、「なかなか今回のように川辺まで降りることはないが、この辺りは自然がすばらしい。また歩いてみたい」と話し「鮎料理も最高」と笑顔で話していました。
今後も永平寺町の魅力に触れるさまざまな交流会を企画していく予定です。
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