創立150周年を迎えた松岡小学校で、11月16日、タイムカプセル「時の箱」の開封セレモニーが行われました。50年前の在校生ら約60人が集まり、図画や書道作品、教科書やランドセルなど1578点の収納品を取り出しました。
時の箱は同校創立100周年の記念行事として1973年11月16日に玄関近くの「角笛の像」の下に保管されていたもの。引き継ぎノートに50年後の11月16日に開封するよう記されていたことから、創立150周年記念事業実行委員会が7月末に像の下にある岩を重機で動かし、時の箱を回収して準備を進め、開封の日を迎えました。大谷峰雄実行委員長は「みなさんとこの日を迎えられてうれしい。時の箱を開封したことを、町を離れた友人にも知らせてほしい」とあいさつ。出席者は収納品を一つひとつ手に取りながら当時を懐かしんでいました。
収納品は、来年3月2日開催予定の150周年記念式典に合わせて松岡公民館で一週間ほど展示するほか、学用品などは次の50年に向け、「新・時の箱」に引き継がれる予定です。
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