国の文化審議会から登録有形文化財に登録するよう答申された赤井家住宅(清水)の内部が、9月8日に特別公開されました。地域に眠る歴史文化遺産の発見・保存・活用をめざす福井ヘリテージ協議会の解説も行われ、訪れた約80人の見学者は熱心に耳を傾けていました。
赤井家は、代々大庄屋を務めた旧家で、近代には上志比村長を務め、昭和12年に診療所を開業しました。大規模な主屋は、永平寺大工による建築で、大規模で質が高く、新旧の診療所は、地域医療の様相を伝えるとともに、旧家の近代の様相をうかがうことができます。
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