12月19日、上志比幼稚園の園児が稲わらを活用したミゴほうき作りに挑戦しました。ミゴとは米を取った後の穂の部分のこと。園児たちは「わりばしみたい」「時間がかかるなあ」などと話しながらミゴと茎を分け、20本ずつの束に分けて縛り、オリジナルのほうきを完成さました。
永平寺町地域おこし協力隊の中野沙織さんが、ほうき作りを通して農産物に親しんでほしいと企画。中野さんは「食べるところだけではなく、昔からの日本人の無駄にしない気持ちを考えるきっかけになれば」と話していました。年長園児の田中吉翔さんは自分で作ったほうきを握りしめながら「隙間とか、汚い所をお掃除するときに上手に使いたい」と張り切っていました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>