■地域包括ケアシステム
前回の認知症に続いて、今回は、在宅生活を継続するために自分が暮らしている地域の地域包括ケアシステムについてご紹介します。
地域包括ケアシステムとは、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられるよう、医療、介護、福祉、生活支援サービスなどが連携して必要とするサービスを切れ目なく受けることができる地域づくりのことです。高齢社会を迎え、高齢期でも住み慣れた地域で自分の望む生活を続けていくためには必要な仕組みです。
最期まで、住み慣れた地域で自分が望む場所で、必要なサービスを受け、安心して自分らしい暮らしが続けられる社会を目指して、かかりつけ医を中心とした在宅医療と介護サービスなどを連携しています。
○医療
在宅でも安心して療養生活が送ることができるように「かかりつけ医」を中心に、訪問診療や往診を含め、訪問看護、歯科医師、薬剤師との連携を充実し支えています。
○介護
介護が必要になっても、在宅で生活を続けることができるように、訪問介護、通所介護などのサービスを充実させています。また、通所、訪問、お泊りを合わせた小規模多機能型居宅介護など「地域密着型サービス」の施設整備をしています。
○地域包括支援センター(相談・支援)
高齢者のための総合相談窓口です。介護や介護予防、医療や福祉など、あらゆる分野の相談を受け付け、課題を整理し、在宅生活に必要な支援をコーディネートします。
○生活支援
一人暮らしや認知症の高齢者の生活を支援するさまざまな生活支援や財産管理など権利擁護の支援を行っています。
地域で、安心して暮らし続けるためには、ご近所の力「見守り・支え合い」が重要です。「自助」「互助」「共助」「公助」が融合するまちづくりに、みなさんのお力をお貸しください。
○介護予防
筋力トレーニング教室や生き生き百歳体操などの介護予防教室やサロンなどの活動を通じて介護予防を推進しています。
■出張 みんなのサロン 2月・3月の開催日
2月6日(火) 開発センター2階消防ホール 13時~16時
2月27日(火) やすらぎの郷 10時~13時
3月5日(火) えい坊館 13時~16時
3月21日(木) 開発センター2階消防ホール 10時~13時
出張みんなのサロンは、介護者や、地域のみなさんどなたでもご自由に参加できます。お茶を飲みながら、気軽に話をしませんか。気軽にお越しください。
みんなのサロンは、看護師のボランティアが活動しています。
問合せ・認知症相談窓口:
地域包括支援センター【電話】61-6166
福祉保健課【電話】61-3920
<この記事についてアンケートにご協力ください。>