障がいの有無にかかわらず、子どもからお年寄りまで楽しめるスポーツ「フライングディスク」の体験教室が、1月25日、松岡小学校福祉教育として実施されました。
4年生65名が、福井県障害者フライングディスク協会と福井県立大学看護福祉学部社会福祉学科の学生らにフライングディスクの握り方や投げ方を教わった後、「アキュラシー」と呼ばれる競技に挑戦。児童たちは5メートル先の輪の中にうまくディスクが通過すると、「やったー」と歓声を上げていました。競技後半には、車いすやアイマスクを付けて挑戦。アイマスクを付けた児童に笛や声で投げる方向を教えたり、一投ごとに「〇時の方向に外しました」など、時計の短針の方向で教えたりするなど、普段の生活の中でできる視覚障がい者への声かけについても学びました。廣瀬志穂さんは「視覚に障がいを持った人を見かけたら、時計の針の方向で道を教えてあげたりしたい」と話していました。
福井県障害者フライングディスク協会の中村和己さんは「身近に障がいを持つ人がいたら、今日やったことを思い出し、やさしくしてほしい」と児童たちに訴えました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>