地域おこし協力隊の谷原佐智さんを中心に、町民が製作・出演した映画TOKOSHIEが完成し、3月23日、上志比文化会館サンサンホールで試写会が行われ、製作に携わった関係者や一般町民ら約150人が会場に詰めかけました。
試写会を前に、谷原監督や製作に携わったスタッフ、出演者がステージに登壇し、映画の完成を報告。河合町長もお祝いに駆けつけました。
この映画は、永平寺町を舞台にしたおよそ2時間のファンタジー作品。ある一人の消えた少女を探すため、7人の少女たちが出会いながら結束して、暗号の謎を解いていくというストーリーです。町内のさまざまな場所で撮影が行われ、永平寺町の魅力がたっぷりと詰め込まれた作品に仕上がっています。九頭竜川鳴鹿大堰を舞台に大人たちと少女たちとが決戦する「九頭竜川の戦い」のシーンは、鳴鹿大堰を管理する福井河川国道事務所の全面協力のもと、およそ100人のエキストラを動員し、最も大がかりな撮影が行われました。映画が終了し、エンドロールが流れると、会場からは大きな拍手が送られました。
試写会後、この日のために駆けつけた東京芸術大学名誉教授の伊藤俊治さんと撮影監督の栢野直樹さんから講評が述べられました。映画TOKOSHIEは国内外の映画祭に出品しています。
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