カヤックやカヌー体験などパドリングスポーツの普及振興を図る任意団体「九頭竜川パドリングセンター」の活動拠点施設が東古市(鳴鹿橋左岸上流80メートル)に完成し、7月7日、開所式が行われ、関係者約40名が門出を祝いました。同団体は、フリースタイルカヤックのアスリートを育てるほか、カヤックスクールや体験会、観光客に向けてのアクティビティサービスの提供、地元のみなさんに遊んでもらうことをとおして、九頭竜川の魅力発信や川のあるまちづくりを推進しようと活動しています。
この施設は、昨年10月に町の企業版ふるさと納税活用支援事業の補助を受けて着工。カヤックなどの初級・中級者向けコース「シカノバ」近くの元自動車整備工場を改装し、カヤックやボートなどを格納する艇庫などが整備されました。また「シカノバ」に通じる階段なども整備され、河辺までスムーズに降りられるようになりました。
九頭竜川パドリングセンターの佐野洋介代表理事は「永平寺町の子どもたちが川に親しみ、ゆくゆくはここの上流10キロにあるナミノバ(中島河川公園)で世界大会が開催され、子どもたちが表彰台に立つことを夢見て一層活動を進めていきたい」とあいさつ。式典後には、親子連れや多くの人がカヤックやEボート、スタンドアップパドルボード(SUP)の体験を楽しみました。
※動画は本紙P.2の二次元コードからご覧ください。
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