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九頭竜川に親しむ in 永平寺町

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福井県永平寺町

■第37回 永平寺町大灯篭ながし
8月24日、永平寺九頭竜川河川公園の川面に、先祖への想いや願いが込められた約6500基の燈籠が幻想的な光の帯をつくりました。今年は、1月1日に発生し福井永平寺ブルーサンダーの選手も参加ステージイベントた能登半島地震の被災者への追悼と被災地の復興も願いました。訪れた町民や観光客は、九頭竜川に浮かび上がる光の帯をいつまでも眺めたり、スマートフォンで写真を撮ったりなど、思い思いに観賞していました。最後に約1000発の花火が打ち上げられ、夜空を彩りました。

■道の駅禅の里 来場者250万人
道の駅禅の里の来場者数が8月3日、250万人を達成しました。250万人目となったのは、ポケットモンスターのキャラクターが描かれたマンホールのふた「ポケふた」を見ようと道の駅禅の里に立ち寄ったという、岐阜市から訪れた松井隆行さんら家族4人。記念セレモニーでは松井さん一家と鈴木秀夫駅長、北川善一副町長がくす玉を割り、節目を祝いました。記念品として上志比にんにくを使用したニンキーせんべいや地酒、地元産の野菜など、たくさんの永平寺町特産品を受け取った松井さんは、とても驚いた様子でした。
鈴木駅長は「4年間、コロナ禍で不安もあった。北陸新幹線や中部縦貫自動車道を利用して、今、多くの人が訪れている。これからも地域全体が盛り上がるようにしていきたい」と熱を込めていました。

■川風に吹かれながら地酒と料理を堪能 九頭竜川に乾杯!
8月2日、九頭竜川の魅力を再発見してもらおうと、九頭竜川鳴鹿大堰前広場で「九頭竜川に乾杯」が開催されました。新しい水辺活用の可能性を切り開くための官民一体の全国プロジェクト「ミズベリング」の一環で、NPO法人ドラゴンリバー交流会永平寺支部が主催。昨年に引き続き運営ボランティアとして福井県立大学の学生も協力してくださいました。
会場には杉本達治知事も駆け付け、河合永充町長の音頭で乾杯。参加者は、龍童太鼓をはじめコカリナやサックスの演奏、ダンスステージを楽しみながら、町内三蔵元の地酒とともに天然鮎の塩焼きや伝承料理のサクラマスの葉っぱ寿司など、九頭竜川の恵みを堪能しました。

■永平寺中生徒が鮎つかみ取りで町をPR
8月10日、永平寺中学校3年の生徒21人が、松岡河川公園で鮎のつかみ取りイベントを開催しました。地域の魅力について学ぶ総合学習の一環で、生徒たちは5グループに分かれて地域活性化を図ろうとさまざまな取り組みを行っています。その中の「イベントグループ」が、九頭竜川中部漁協やNPO法人ドラゴンリバー交流会、さぎり屋の協力のもと、鮎のつかみ取り体験会を実施。親子約170名がこのイベントに参加し、獲ったばかりの鮎を炭火で塩焼きにしてほおばりました。
湶栞奈さんは「永平寺町の魅力をたくさんの人に知ってもらいたい。このような企画を、来年も再来年も後輩たちがつなげていってほしい」と話していました。

■鮎女師の熱き戦い
7月28日、九頭竜川中部漁業協同組合主催第3回九頭竜川中部LADIES杯が五松橋(松岡上合月)下の松岡河川公園で開催されました。
オトリ鮎を含む総尾数で競うこの大会、全国から56名の鮎釣女子が九頭竜川に挑み、朝7時から予選会が行われました。前年度上位のシード選手3名を含む19名が12時からの決勝戦に進み、17匹の鮎を釣り上げた奈良県の浅川友香梨さんが、初優勝しました。
選手のみなさんには昼食として、九頭竜川の水で栽培されたコシヒカリで作ったおにぎりや、永平寺町の伝承料理のサクラマスの葉っぱ寿司などが振る舞われました。

■親子鮎釣り教室
8月17日、小中学生対象の親子鮎釣り教室(九頭竜川中部漁業協同組合主催)が開かれ、町内外から約40組が参加しました。福井県釣り連盟の会員と、全国各地で釣り教室を開いている「ノジマフィッシングスクール」のメンバーがインストラクターとして釣りの指導にあたり、竿の持ち方や狙うポイントなどを教わりました。藤間悠叶さん(志比南小3年)は「なかなか釣れなかったけれど、後半に5匹釣れた。海釣りと比べて竿が重くて難しかった」と話していました。
およそ2時間、鮎釣りを楽しんだ参加者たち。釣りが終わった後、葉っぱ寿司と鮎の塩焼きが振る舞われ、参加者は焼きたての鮎をおいしそうにほおばっていました。

■「九頭竜鮎」ブランド化へ
九頭竜川中部漁協は、九頭竜川で取れる天然鮎「九頭竜鮎」のブランド化に向け活動に取り組んでいます。8月7日、九頭竜川で獲れる天然の鮎を県内外のみなさまに知ってもらおうと、県内の若手料理人が作った鮎料理の試食会が開かれました。
県内の4人の若手シェフがそれぞれの感性を生かして考案した5品の鮎料理のほか、定番の鮎の塩焼き、稚鮎のからあげが提供されました。どの料理も、身はもちろん、骨や頭もすべて活用し、鮎特有の香ばしさや苦味などを生かした、鮎料理の可能性を大きく広げるもので、PR会代表のフレンチ店レゾンス(福井市)の吉川正裕シェフは「料理は手がける人で魅力は千差万別。九頭竜川の鮎は、全国に発信できる秀逸な食材」と熱を込めていました。
PR会では、今後、ほかの飲食店にも「九頭竜鮎」の魅力を伝え、九頭竜川産の天然鮎のブランド化をサポートしていきます。

※詳細は本紙P2~P.5をご覧ください。

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