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自治体の皆さまへ

新年あいさつ

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福井県永平寺町

永平寺町長
河合永充

新年あけましておめでとうございます。
町民のみなさまにおかれましては、清々しい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、日頃から町政の推進にあたり、格別のご支援とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
能登半島地震の発災から一年が経ちました。
改めまして被災したみなさまに心からお見舞いを申し上げますとともに一日も早い復興を願っております。
自然災害が多い日本に暮らす私たちにとって、近年の災害の激甚化・頻発化を改めて認識させられました。町でも町民のみなさまからいただいた避難生活に必要な物資支援と職員派遣による人的支援を行いました。被災地派遣職員から活動報告を受け、庁内で整理して情報共有いたしましたので、今後の防災・災害対策につなげてまいります。
一方で、昨年は新たな取り組みが進められた年でもありました。
北陸新幹線の福井延伸や中部縦貫自動車道全線開通に向けた県内ICの開通のほか、永平寺町の特産でもあります日本酒が、ユネスコ無形文化遺産への登録が決まりました。このような中、町内においても、商業施設のオープンにともなう多くの投資、農業やスポーツ関連に係わるさまざまな連携や交流が生まれています。
これらの取り組みが、地方創生や人口減少社会の課題解決の一つとされる交流人口・関係人口の増につながると期待しているところです。
また、本年も町民のみなさまが安心して生活できるよう、さまざまな取り組みを進めてまいります。
子育て支援では、松岡福祉総合センター(翠荘)内に「こども家庭センター」と全天候型の子どもの遊び場を設置します。そこでは、子育てに関するさまざまな悩みを気軽に相談できる場所や、安心して子どもたちが遊べる身近な場所としてご活用いただけます。さらに、地域との交流を深める教育環境の充実をはじめ、病児保育施設の開設準備など、町としましても子どもたちが健やかに成長し、保護者のみなさまが安心して子育てができる環境づくりを支援してまいります。
高齢者福祉では、いつまでも健康でご活躍いただくために「健康寿命の延伸」を重点目標に掲げ、健康づくりや介護予防の充実など、生涯にわたる健康づくりに取り組みます。さらに、在宅での医療や介護の質と量を高めるため、地域包括ケアシステムの深化を一層進めてまいります。
少子高齢化にともなう人口減少社会を迎え、さまざまな課題も見えてきています。課題解決に向けて将来を見据えつつ、町民のみなさまを誰一人取り残さないためにも一つ一つの取り組みに「心」を込めて一所懸命、町政推進に頑張ってまいります。
みなさまにおかれましては、より一層のご支援とご協力をお願いいたしますとともに、本年が明るく希望に満ちた一年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。

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