昨年12月から松岡交通株式会社が行っている日本版ライドシェアを活用して、観光客に永平寺町を周遊していただく取り組みが、1月9日から始まりました。この取り組みは、町内に拠点のある松岡交通株式会社のタクシー車両に、同じく町内に拠点のある日本商運株式会社の社員がドライバーとなって、町内を周遊するツアーを、株式会社JTBが造成したもので、日本版ライドシェアの利活用につなげるほか、観光客の二次交通を確保し利便性向上を図ります。
日本商運株式会社の平木ひとみ社長は「町内企業が連携して新しい商流を永平寺町でできることにやりがいを感じる。企業が持つ課題、地域が持つ課題の解決につなげたい」と述べ、松岡交通株式会社の古市恭也社長は「今回の事業がタクシードライバー不足など、事業者が抱える課題解決の先進事例になると良い」と述べました。河合町長は「町内の事業者が連携し、永平寺町で取り組んでいただき感謝している。今回の事業をきっかけに二次交通の充実につなげ、永平寺町を訪れた人が安心して観光できるまちづくりを進めたい」と話しました。
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