電気による発火事故の原因として特にコンセント・差し込みプラグに関連する、トラッキング現象※が多く発生しています。配線器具の使用方法や配線状況を確認し、火災を未然に防ぎましょう。
※トラッキング現象とは
プラグとコンセントの隙間に溜まったほこりが、空気中の湿気などで電気を通しやすくなると、電極に触れて放電が起こり発熱します。これが繰り返されたほこりが炭化して、電気を通しやすくなったことで突然電極間がショートし発火する現象です。
(1)緩む
(2)ほこりが溜まる
(3)湿気を帯びる
(4)放電を繰り返す
(5)発火
◆トラッキング現象を防ぐには
・定期的に電源プラグを抜き、乾いた布でほこりを取り除く
・使わないコンセントはカバーなどで差し込み口を塞ぐ
・トラッキング防止機能がついた電源プラグに変更する
◆たこ足配線、束ねたコードにも注意
・たこ足配線は消費電力が大きくなり、コード・プラグが異常発熱するおそれがあります
↓
接続可能な消費電力を超えないように使用する
・コードを束ねたまま使用すると、束ねた部分が放熱を妨げ異常発熱し発火するおそれがあります
問合せ:消防本部
【電話】63-0119
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