市の人事行政の公平性・透明性を高めるため、令和4年度の職員の数や給与などを公表します。
■職員の構成
●職員数の推移
※職員数の目標値は、人口規模が類似している都市や、職員の年齢構成の平準化などを勘案して設定しています。
▽職員数の適正化に努めています!
「第4次福井市定員適正化計画【改定版】」において、国が示す部門ごとの職員数の指標(中核市定員モデル)なども参考にしながら、年度ごとに目標値を設定し、職員数の適正化に努めてきました。
政策課題に応じて、重要な施策には重点的に職員を配置する一方で、デジタル化の推進などの業務の効率化を行ってきたことにより、職員数は減少してきています。
●部門別職員数
※一般行政部門には、市民サービスや税務、福祉、観光などの業務に携わる職員が含まれます。特別行政部門には、教育委員会や消防局で働く職員、公営企業部門には、市企業局で、水道や下水道などの業務に携わる職員が含まれます。
▽部門ごとにめりはりのある人員配置!
北陸新幹線福井開業を間近に控え、令和4年度からは、都市機能の強化、プロモーション活動や人口減少対策などに重点的に職員を配置しています。
令和5年度は、「こども家庭センターの設置準備」「地籍調査の促進」などを進めるため若干の増員を行う一方で、新型コロナウイルス感染症の5類移行を見据えた業務の見直しなどにより、全体としては前年度と比べ13人の減員となりました。
●年齢別職員数
※職員数を表すグラフや表の数値は、全て令和5年4/1現在のものです。「職員数の推移」の実際の職員数と、「部門別職員数」「年齢別職員数」では、派遣職員などの計上方法の違いにより、数値が異なっています。
▽バランスの取れた年齢構成を維持します!
福井市職員の全体の年齢構成は、比較的バランスが取れています。令和5年度から、定年年齢が段階的に引き上げられるため、年齢構成に偏りが出ることにより安定した行政サービスの提供を妨げないよう、若手職員の確保に一層力を入れるなど、引き続き年齢の平準化を図っていきます。
▽民間経験者などを積極的に採用します!
近年、行政需要の複雑化・多様化に伴い、職員にはこれまで以上に高度で専門的な知識や経験が求められています。そのため福井市では、県内外の民間企業などで培った発想力やノウハウを、市の政策の企画立案などに生かしてもらうため、U・Iターン採用枠を設けるなど、職務経験者の採用を積極的に行っています。
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