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美浜発電所の状況について(1)

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福井県美浜町

〈美浜1号機〉
廃止措置中(平成29年4月19日~)

〈美浜2号機〉
廃止措置中(平成29年4月19日~)

〈美浜3号機〉
運転中(令和4年9月26日~)

■使用済燃料の県外搬出について 櫻本副知事が戸嶋町長と意見交換を実施
6月12日に関西電力(株)は、杉本知事に対して、電気事業連合会が公表した「使用済MOX燃料の再処理実証研究の計画」に基づき同社の使用済燃料200トンを高浜発電所からフランスへ搬出する計画があると報告しました。
その上で「使用済燃料が福井県外へ搬出されるという意味で中間貯蔵と同等の意義がある」と述べ、2023年末を最終の期限として取り組むとしていた計画地点の確定は達成され、県との約束は果たされたと説明しました。
また、6月19日には、西村経済産業大臣から関西電力(株)の報告は「中間貯蔵と同等の意義があり、計画地点の確定は果たされたと評価できる」と国の考えが示されました。
これに対して県は、使用済燃料の中間貯蔵に係る報告内容について十分に精査する必要があるとし、立地市町や県議会の意見等を確認し総合的に判断することとしています。
これを踏まえ、7月6日に戸嶋町長が米澤敦賀市長とともに櫻本副知事と面談しました。

面談における戸嶋町長からの意見は次のとおりです。
関西電力(株)の回答については、一歩前進と受け止めるが、解決すべき課題も露見しており、議論が必要な状況にある。
これまで取り組んできた具体的な交渉経緯等が示されておらず、県との約束事の履行に向けた事業者の取組状況が見えにくい。
原子力発電事業を円滑かつ持続的に推進するためには、県や立地市町、地元の理解と協力、信頼関係の構築が不可欠であり、事業者の姿勢を明確に確認する必要がある。

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