昭和29年2月11日、南西郷村・北西郷村・耳村・山東村が合併し、誕生した美浜町。70年の時を経て、令和6年2月11日に美浜町制施行70周年記念式典が、町内外から約330人の参列者を迎え、町生涯学習センターなびあすで盛大に開催されました。
式典は、みはまこども倖太鼓による力強い太鼓で幕を開け、戸嶋町長は式辞で「まちづくりの歩みは一朝一夕に成し得るものではなく、先人や町民の皆さまのたゆまぬ努力とご来賓をはじめ多くの皆さまのご支援の賜物であり、そのご尽力に敬意を表するとともに、感謝を申し上げます。これから新たな一歩を踏み出すにあたり、10年先、更には、100周年を迎える30年先においても、住んでいることに幸せと誇りを実感でき「訪れたい」「暮らしたい」「応援したい」と支持される「美し美浜」を目指す所存です」と述べました。
■町制70周年記念映像上映〜70年のあゆみ〜
第1部では、本町が誕生した昭和29年2月11日からこれまでの歩みを映像で振り返りました。
美浜・五木ひろしふるさとマラソンや美浜町民レガッタ、国民体育大会等のイベントの開催、梅街道等の道路の開通、地域に受け継がれる伝統文化等、本町が歩んできた軌跡が放映されました。
■弓削田健介×なびあす子ども合唱団スペシャルコラボステージ〜明るい未来に願いを込めて〜
第2部では、合唱作曲家で子どもミュージカル作家の弓削田(ゆげた)健介さんとなびあす子ども合唱団によるスペシャルコラボステージが行われました。
弓削田さんは、日本全国を旅しながらコンサートを行い、旅から得た気付きをもとに、教科書や合唱教材に使われる小中学生のための合唱曲を作曲しています。
コンサートでは、「アンパンマンのマーチ」や「しあわせになあれ」等をなびあす子ども合唱団と合唱し、式典に花を添えました。
■令和5年度 美し美浜の地域愛表彰
記念式典では、美し美浜の地域愛表彰が行われ、地域や町民のために社会貢献活動を10年以上継続して行っている3団体が表彰されました。
被表彰団体は次のとおりです。
▽大藪区子ども見守り隊
代表:山口保司氏
設立:平成17年4月(活動19年目)
会員数:12名
活動内容:大藪区内の高齢者を中心に構成する団体で、児童の登下校時刻に区内の交差点に立ち、児童たちへ声かけ等、見守り活動を継続
▽郷市区自主防災会
代表:山本盛夫氏
設立:平成23年1月(活動13年目)
会員数:410名
活動内容:町内初の自主防災組織として設立され、区独自に総合防災訓練を行う等、長年にわたり共助の精神に基づく防災活動を継続
▽日向燈台クラブ
代表:山口憲人氏
設立:昭和61年6月(活動38年目)
会員数:16名
活動内容:使われなくなった陶器製のたこつぼを活用した花づくり(たこつぼ花壇)をはじめとする日向区内の景観美化活動を継続
※詳しくは、本紙をご覧ください。
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