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美浜発電所の状況について

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福井県美浜町

美浜1号機:廃止措置中(平成29年4月19日~)
美浜2号機:廃止措置中(平成29年4月19日~)
美浜3号機:運転中(令和6年2月14日~)

■全国原子力発電所所在市町村協議会の総会が開催されました
5月22日に、全国原子力発電所所在市町村協議会の総会が、全国都市会館(東京都)で開催され、副会長である戸嶋町長と会員の川畑議長が出席しました。
当日は、同協議会の会員及び準会員である28市町村の首長や議長等が出席し、令和5年度の事業報告や令和6年度事業計画(案)等が審議され、可決されました。
議案審議後に行われた国との意見交換では、経済産業省や内閣府等の関係機関出席のもと、原子力発電を取り巻く課題等について、活発な意見交換が行われました。
意見交換で戸嶋町長は、次のとおり国の見解を求め、各担当省庁から回答を得ました。

◆避難道路(制圧道路)の多重化・強靭化
▽問
能登半島地震により、原子力災害時の避難方向に制約を受ける本町の避難道路(制圧道路)の多重化・強靭化の重要性を改めて認識した。立地地域の安全安心の確保は国の重要な責務であり、この避難道路の多重化・強靭化について早急に進めること。

▽答
避難において、特に必要と思われる道路については、関係省庁と協力して自治体の負担を軽減する方策がとれないか検討している。
(内閣府)

◆立地地域の振興
▽問
昨年度閣議決定されたGX推進戦略において、国の責務として立地地域の振興に取り組む姿勢が示された。原子力発電事業は、立地地域の理解と協力、信頼関係が柱であるので、立地目線に立ち誠意をもって取り組むこと。

▽答
原子力の利用を進めていく上で、国、立地自治体、電力事業者が持続的な発展にむけて取り組むことが重要である。原子力発電所の立地地域の将来像に関する共創会議の議論等も踏まえながら、実現に向けて取り組んでいく。
(経済産業省 資源エネルギー庁)

◆バックエンド対策の確実な推進
▽問
関西電力が示した使用済燃料対策ロードマップについて、事業者からは、国とともに不退転の決意で進めるという意思表示がなされた。この実現に向けて、早急に取り組みを進めること。

▽答
ロードマップについて、令和6年1月、経済産業大臣が出席する使用済燃料対策推進協議会を開催して事業者に報告を求めており、この内容が確実に履行されるよう、進捗を確認、指導していく。
(経済産業省 資源エネルギー庁)

■福井県原子力発電所所在市町協議会の総会を開催しました
同日、戸嶋町長が会長を務める、福井県原子力発電所所在市町協議会の総会を開催しました。会員である県内4市町の首長や議長等が出席し、令和6年度事業計画(案)や役員の改選等が審議され、高浜町長が新たな会長に選任されました。
町では、今後も協議会等を通じて、原子力発電を取り巻く課題や問題に取り組んでいきます。

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