認知症は、「もの忘れなどがあっても日常生活は大きな問題がない軽度認知障害(MCI)」の段階で発見することが大切です。認知症の予備軍のうちに医療機関などに相談し、早めに対処を行うことで、発症を遅らせたりすることが期待できます。
(1)治療での改善の期待
認知症の原因になる病気は様々あり、早期に発見して治療をはじめることで改善が期待できるものがあります。
(2)悪化させずに今の状態を維持できる
症状が悪化する前に、適切な治療や対処をすることで今の状態を維持し、進行のスピードを遅らせることが期待できます。
(3)事前に準備できる
認知機能が悪くならないうちに、本人と話し合って治療方針を決めたり、利用できるサービスを確認したり、認知症に向き合う準備をすることができます。
「受診したほうがよいか迷う」、「悪化させないためにはどうしたらよいか」など気になる人は、もの忘れ相談会をご利用ください。
ご本人だけでなく、ご家族の相談も可能です。
◆もの忘れ相談会
ー要予約/時間予約制ー
日時:令和5年10月25日(水)午後1時30分~4時30分
会場:越前町役場1階多目的室
相談員:認知症専門看護師
(詳しい検査や確定診断はできません。また、すでに認知症の診断を受けている人は対象外になります。)
問合せ先:地域包括支援センター
【電話】34‒8729
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